炎風ディレクション

私たちは、きっと何か足りない。
だからこそ、お互いに補い合って生きていくんだろう。
それを忘れた相手に出会ったとき。
私は、どんな決断を下すのだろう。

ジャンル:主従契約/ペットプレイ/ガールズラブ
連載開始:2014/08  完結:2017/07

プロローグ
その皺寄せは、一人の少女に委ねられることになる。
第一話『魔女の卵』
そしてその時が、二人の分岐点だったのだと思う。
第二話『決闘』
その笑みは、今まで見た中で一番余分な感情がなくて。
第三話『使い魔』
言葉尻を掴むか掴まないか。私の視界は斜めに傾き、身体ごと床へと落ちる。
第四話『調教~導入~』
鍵を持ったままの彼女の手で頬を撫でられながら、私は涙を流した。
第五話『調教~佳境~』
折れそうになる心を奮い立たせる。必ず策を見つける。だからその時まで。
第六話『調教~終盤~』
我慢の限界だった。抱えていられなくなった。抑えていられなくなった。
第七話『独白』
そして、私が自分の意志で流す、最後の涙を。
第八話『国のため』
誰にも見つからない場所で。積み上げて、歪んで、それでも重ね続けて。
第九話『契約の魔法』
ああ、私。これから、この人に。この身体を、心を、すべてを。
第十話『謁見』
そして見た。己と相対する、一人の『魔女』と。
第十一話『魔女というもの』
そんなことは分かっていた。そしていつか、こんな日が来るだろうことも。
最終話『導く者』
神々しささえ感じる炎風を道しるべに、皆が前へと進み始める。
タイトルとURLをコピーしました