2025年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
 タソカレです。

 まずは無事に一年を過ごせたことに感謝しています。
 数年前家族が大病をしてから、こうして健康で過ごせるのは当たり前のことじゃないんだなとつくづく思いながら生きています。
 心身ともに不調が全く無いわけではないのですが、美味しいものを食べ、好きな音楽を聴き、表現したいものを追いかける。そうした、ただ生きる以上のことに目を向ける余裕があるということを幸せと呼ぶのなら、きっと今の私はそうなんだろうと思います。

 さて、のっけから重い話をするのもあれなので、とりあえず2024年の総括など。

 創作的には、去年に引き続き生成AIを弄っていたわけですが、相変わらず進化のスピードが早いなぁと思うと同時に、ある程度頭打ちというか、踊り場にきているような感じもします。
 もちろんブラッシュアップは常にされていっているのですが、根本的にできることできないことがある中で、それをぶち破るようなブレイクスルーはなかったのかなと。それはもう構造上どうしようもないことなのか、世の天才たちがどうにかしてしまうのか、そこは分かりませんが。これまでの、使い方を研究している間に新たな技術が上書きしてくるみたいな怒涛の波は少し落ち着くのかなぁと思っています。

 とはいえ、未だに倫理やモラル、ルール整備等が追い付いていない中で、万人が受け入れているとは言い難い状況です。私自身、正解を模索しながら使用しています。ただ、創作だけでなくビジネスや生活にまで浸透し始めている以上、将来的には産業革命時と同じように、どの業界でもAIを受け入れざるを得なくなるのだろうと考えてはいます。

 そうなった時、画像生成AIの役割とは何か。
 AIが作る美麗なだけのイラストはどうせすぐ飽きられます。誰でもすぐ生成できるからです。そうではなく、イラストを使って表現するプラスアルファの価値。絵が描けなければ実現できなかった、各人が持っている面白いアイデア。これまでスタートラインに立てなかった人が、そういったものを実現するためのツール。そういう立ち位置なんじゃないかなと思います。だからこそ、私も画像ポン出しではなく、なるべくSSや漫画という形で手を加えて(付加価値を付けて)投稿するようにしています。
※特に漫画は思った以上に手間がかかります。あれを週刊で描いている漫画家の先生は人間じゃないと思います(誉め言葉)。

 手描きのイラストが全て取って代わられるかといえば、そうは思いません。AIにも描けないものはたくさんあります。ただ手描きに求められるものが変わることはあり得ます。そこが、手描きだからこそ生み出せる付加価値のヒントです。それは絶対にあります。それは生成AIを使う限り生み出せないものです。それを表現したいと思った時、私は再び絵の練習を始めると思います。

 長々と書きましたがAIはこの辺で。
 本業の小説の方は「ひふみよももち!」と「八百比丘尼の子」を更新しました。本当はもう少し書きたいんですけども……。アイデアだけはあるんですが、なかなか集中して時間が取れなかったですね。

 「ひふみよももち!」は次回でお話的には一旦一区切りになります。思った以上に光音がはっちゃけてきたので、当初考えていた展開からかなり変わりました。後は書くだけ……。

 「八百比丘尼の子」は一応初めて一般レーティングで投稿したお話になります。本当に一般か?と思わなくもないですが、まぁ性的描写は入れていないので大丈夫でしょう。

 本当は一般小説のネタも結構溜まってるんです。ただこっちは本当に誤魔化し利かないので、一度ちゃんと小説の書き方を勉強したいなと思っています。構成とか、キャラの作り方とか。あとは自分なりのパターンとか。そうやって学んだ知識や技術は成人向けにも活かせるので、無駄にはならないかなと。なので今年の抱負とすればそれですね。勉強する。

 リアルでは、とうとう管理職になってしまいました。それを言い訳にするわけではないですが、やっぱり大変です。近年は昇進したがらない若者が増えていると聞きますが、まぁ気持ちは分かるなといった感じです。私も無事(?)安定剤デビューしましたし、色々思うところはあります。
 生きていくためには仕方ない、そんなライスワークではありますが、どこかで踏ん切りつけて思い切ったことができないかなと考えたりもします。それがいつ、どんな形になるかは分かりませんが、このまま定年までというのは現時点では想像つかないので、何かしら将来の展望を具体的に考えたいなと。それも抱負の一つですね。もちろん今すぐどうこうではないのですが、いつ何時、ピンチ(チャンス)が訪れてもいいように。そうやって準備すること自体が、今一番の精神安定剤になる気がします。

 いつものようにとりとめのない話ですが、ひとまずこんな感じでこの一年生きていきます。
 皆様も健康には気を付けて、楽しいことをちゃんと楽しめるように、無理のない範囲で日々を乗り切れるよう祈っております。

 本年もどうぞよろしくお願いします。

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